デスモプレシン点鼻液 効果と副作用

寝小便(ねしょうべん)夜尿(やにょう)とは、睡眠中に無意識に排尿してしまうことで 6歳を過ぎても継続的に寝小便が認められる場合は夜尿症と呼びます。 寝小便をする子供のうち、100人に1人は成人しても寝小便が解消しないとの統計があります。 対策としては、 おむつをはく  尿吸収パッドを下着につける  防水シーツを利用するなどの工夫をしながら 場合によっては、薬物療法も必要になります。5、6歳児では約20%で夜尿症がみられ、大きくなるにつれ 解消し小学校低学年では約10%、小学校高学年では約5%になります。 男女別では、児童・学童では男子の方が多く、成人では女性の方に夜尿が多いとされており 遺伝する傾向も指摘されています。

デスモプレシン点鼻液の効果

デスモプレシン点鼻薬は、尿量を調節する抗利尿ホルモン「バソプレシン」と同じような働きをします。点鼻すると鼻粘膜から薬が吸収され尿を濃縮し大量の尿が出るのを防ぐのに効果があります。多量遺尿型に用いられます。点鼻薬を使っても改善が見られなかったり効果がはっきりしない場合夜出たおねしょの量で効果をはかるようにしまう。

 

以前はは、チューブ式とスプレー式がありましたが2003年ごろからスプレー式点鼻薬が許可され使いやすいものとなりました。鼻が詰まっている場合鼻をかんでから鼻で吸引するようにします。


 

デスモプレシン点鼻液の副作用

デスモプレシン点鼻液の副作用としては、頭痛、食欲不振、嘔気・嘔吐、顔面浮腫および鼻粘膜刺激などの軽い副作用が認められますが数パーセント程度です。まれにけいれん浮腫むくみなど水中毒が出ることがあります。

 

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